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外壁の塗り壁の耐久性・耐火性は?サイディングと比較
こんにちは、iMAGiNE HOME (イマジンホーム)です。
代表的な外壁材には「サイディング」と「塗り壁」があります。外壁材を決める上で、耐久性や耐火性を重視したい方も多いでしょう。塗り壁とサイディングの耐久性・耐火性について解説します。
■まず塗り壁とサイディングの特徴をおさらい
塗り壁とは…
土や漆喰などの自然素材や、無機顔料を塗って仕上げる外壁。左官職人による手仕事なので、オリジナルの風合いを出せる。モルタルを材料とすることから、モルタル壁とも呼ばれる。初期コストはサイディングより高い傾向がある。
窯業系サイディングとは…
日本で使われる一般的なサイディング。タイル調・木目調・石目調などデザインが豊富。セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成した外壁材。初期コストが安いことから、多くの住宅で採用されている。
■塗り壁とサイディングの耐久性を比較
塗り壁には継ぎ目がなく、石材に近い材質なので、大掛かりなメンテナンスが必要ありません。
また、2016年の熊本地震発生時に、倒壊しなかった住宅を数値解析した結果、外壁にモルタルを使用することが倒壊防止につながるという知見が得られました。
このように、塗り壁は高い耐久性を誇ります。
一方、サイディングの場合、外壁の継ぎ目にコーキングが使用されることから、定期的な打ち直しが必要です。
■塗り壁とサイディングの耐火性を比較
建築基準法では、塗り壁は「不燃材料」で、サイディングは「準不燃材料」です。塗り壁はモルタルを材料としていることから、サイディングより燃えにくいという特徴を持ちます。
モルタルを外壁材として使用することで、「準耐火構造」や「防火構造」として認定を取得することも可能です。
■ランニングコストにも注目して外壁材選びを
家はこの先何十年と家族の暮らしを守る大切な存在です。耐久性・耐火性にこだわり、イマジンホームでは、塗り壁の外壁材をご提案しています。
また、メンテナンスの手間がかからないということは、メンテナンスコストの削減にもつながります。家を建てる時は、初期コストの安さから、サイディングを選びたくなる方も多いでしょう。しかし、数十年単位でみると、かえって塗り壁の方が安くなることも多いのです。
家を建ててからかかるランニングコストも考慮した上で、後悔のない選択をしてください。
塗り壁のメンテナンス費用についてはコチラの記事もチェック!
https://imaginehome-seiwa.com/blog/1257/