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隈研吾×サンゲツ ”カゲトヒカリ”【スタッフ吉田】
こんにちは、iMAGiNE HOMEの吉田です。
隈研吾さんといえば、木材をふんだんに使用した建築を多く手がけられていることで有名ですよね!
東京オリンピックでメインスタジアムとなった国立競技場は記憶に新しいと思います。
滋賀県では、守山市立図書館を手掛けられています。
今年の一級建築士の製図課題が”図書館”ということで、少し覗いてきました♪
解放感がありつつ、木の温もりを感じられる素敵な空間となっています。お近くの方は勿論、ご興味のある方は一度訪れてみて頂きたいです♪
(HP写真引用)
今回は、そんな隈研吾さんがサンゲツさんとコラボして生まれた商品「KAGETOHIKARI(カゲトヒカリ)」をご紹介させて頂きます。
こちらの商品は、カーペットと壁紙のシリーズとなっており、「しゃらしゃら」「もわもわ」「つぶつぶ」3つのカテゴリーで構成されています。
レイヤーの奥行きを感じる「しゃらしゃら」
やわらかな霧のようにけぶる「もわもわ」
粒子による陰影が表情豊かな「つぶつぶ」
受け手により捉え方が異なるオノマトペという表現手法を用いることにより、実際に商品を使用する人々に、想像をかき立ててもらい、自由な発想で空間をデザインして欲しいという願いが込められています。
しゃらしゃら SHARA SHARA
どこまでも深みが続くように
幾重にもかさなった線が風になびくと鳴る「しゃらしゃら」という音。線に生じる「カゲ」が織り成す奥行き感を表現。
壁紙:KAG-103-C
和紙を漉く過程での褚繊維をそのまま利用し、線の重なりを形に。
カーペットタイル:KAG-202-T
グラデーション糸を用いたベースに単色の水平・垂直・斜めグリッドをランダムに配置し、線の重なりによって生まれる「カゲ」の奥行き感を追求。
もわもわ MOWA MOWA
揺らぎの連続が移ろいゆく
「ヒカリ」の中に現れる「もわもわ」とした有機的な「カゲ」の形。ゆっくりと流れる時間の移ろいと空気感を表現。
壁紙:KAG-301-C
織物の持つ撚れ(よれ)や不安定な素材の特徴をあえて意匠に利用。ベースにアルミ紙を置き、奥行きのある光沢感を創りだすことで、光の角度によって異なる揺らぎが現れます。
カーペットタイル:KAG-405-T
「カゲ」が揺らぐ様を大小の有機的な曲線で構成。染色ピッチを長くとったグラデーション糸を用いることで色の揺らぎと線の揺らぎを組み合わせ、移ろいによって「カゲ」が動いている様を表現しています。
つぶつぶ TUBU TUBU
屹立するつぶたちの表現力
「カゲ」の中のつぶつぶ。その不均一さや凹凸感のバランスを追求することで、「カゲ」が本来生みだしている力強さや温かみを表現。
壁紙:KAG-503-C
和空間にあう商品を目指し、職人の手塗りによる不規則な凹凸と塗りムラを活かし、陶器のような仕上がりに。
カーペットタイル:KAG-602-T
大小さまざまに粒の大きさをデザインし、それらの粒の配置による粗密さや、さらに細かな凹凸を加えることで「カゲ」の持つ豊かな表情を追求。ニットデニット糸を用いたカットパイルとグラデーション糸により、粒一つ一つの不均一さを強調することに成功。
以上が今回発売された「KAGETOHIKARI(カゲトヒカリ)」コレクションです。
隈研吾さん、技術者・職人さん、サンゲツさんの三位一体で3 年を越える歳月を経て作られた商品!!実際に使用されている現場があれば訪れてみたいです♪
気になる方は、是非ご検討ください(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)”