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2023.10.19
含水率測定【スタッフ水口】
先日雨で延期になっていた野洲のT様邸の上棟を無事終えることができました。
木造なので雨に濡れないように、養生や施工に特に注意が必要になります。
そこで今回は上棟後に行う含水率測定について取り上げたいと思います。
写真にある含水率を測定する器械を、測定したい木材に直接あてることで木材に含まれている含水率を測定することができます。
木材の品質基準でもあるJAS規格では、含水率20%以下の用材を乾燥材の規格としており、含水率が15%程度になると、木材の収縮や変形はほとんどなくなります。
特に床に敷いている構造用合板の含水率が基準値以内になっているか確認をします。
写真の数値だと11.6%と記載あるように乾燥状態であり、フローリング施工しても問題が起こりにくい数値になっています。
イマジンホームでは1棟1棟上棟後に測定し、含水率が基準値以内であることを確認し施工しております。住宅を検討される際には仕様だけでなく、各工務店がどのように施工していたり、配慮しているかも検討してもらえたらと思います。