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自然災害伝承碑【スタッフ柴田】
こんにちは、iMAGiNE HOME(イマジンホーム)の柴田です。
先週の17日で阪神大震災から30年が経ちました。当時の朝はすごい揺れで目が覚めた事を今でも覚えています。テレビ番組では当時の様子が多く放送されており、自然災害の恐ろしさと防災について改めて意識するきっかけになりました。番組の中で災害を知らない若者や後世に自然災害を伝えるため、全国各地に『自然災害伝承碑』があることを放送されていました。私も気になり、調べてみると住んでいる近くにも自然災害伝承碑があることを知りました。
自然災害伝承碑とは?
自然災害伝承碑は、日本各地に設置されている石碑や記念碑などで、過去に起きた自然災害に関する記録や教訓を後世に伝えることを目的としたものです。これらの碑は地震、津波、洪水、土砂災害、噴火など、地域ごとに経験した災害についての情報を刻むことで、地域住民や観光者に防災意識を啓発する役割を果たしています。
▢ 主な特徴
1.過去の災害の記録
・災害が発生した日付、被害の規模、犠牲者数などの詳細が記されています。
・例えば、「○○年に発生した津波で村全体が流された」など、具体的なエピソードが刻まれていることがあります。
2.教訓の伝承
・「ここより上に家を建てるな」や「高台に避難せよ」といった警告文が含まれることもあります。
・災害の再発を防ぐための知恵や防災行動の指針が記されています。
3.地域文化との結びつき
・地域の歴史や文化と関連し、災害の記憶が風習や祭りに取り入れられていることがあります。
▢ 意義
・防災意識の啓発
現代に住む人々に過去の教訓を共有し、災害リスクへの注意喚起を行います。
・次世代への教訓継承
災害の記録を風化させず、次世代に受け継ぐことが目的です。
・観光資源としての活用
地域を訪れる人々にも災害の歴史を知ってもらう機会を提供します。
▢ 現代における役割
・近年の大災害(例えば2011年の東日本大震災)の影響を受け、自然災害伝承碑の価値が再認識されています。また、新しい碑が設置され、碑のデータベース化やデジタルアーカイブ化が進んでいます。
伝承碑は、過去と現在をつなぐ重要なメディアであり、防災の実践的なツールとして活用されています。
下記のサイトにて『自然災害伝承碑』の場所を確認することができます。
一度、確認して伝承碑を見に行かれてはいかがでしょうか。
イマジンホームでは耐震や制振を駆使し、家族を自然災害から守る住まいづくりを行っております。『備えあれば憂いなし』を住まいづくりからお手伝い致します。ご興味のある皆さま、ご相談ください。