断熱性能【スタッフ柴田】 - イマジンホーム

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2025.02.01

断熱性能【スタッフ柴田】

こんにちは、iMAGiNE HOME(イマジンホーム)の柴田です。

元野球選手のイチローさんは次男だったのですね。先日、日米での野球殿堂入りをされたニュースの中で知りました。名前のイメージだけで判断してはダメですね。

2025年4月1日から、全ての新築住宅および非住宅建物に対して、省エネ基準への適合が義務化されます。これにより、建築確認申請時に省エネ適合性審査が必要となり、設計段階から省エネ性能を考慮しなければなりません。

具体的には、住宅の断熱性能に関して「断熱等性能等級4」以上の適合が必要となります。この等級は、地域ごとに定められたUA値(外皮平均熱貫流率)を満たすことを意味します。
※ UA値とは、建物の内外の温度差を1℃とした際に、建物内部から外部へ逃げる単位時間あたりの熱量を外皮面積で割った値であり、この値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。

なお、2022年3月までは「断熱等性能等級4」が最高等級とされていましたが、2025年の法改正によりこれが最低等級となります。将来的には、2030年に省エネ基準の水準が引き上げられ、「断熱等性能等級5」が最低等級となる予定です。

現在、イマジンホームでは「断熱等性能等級6」、UA値0.46以下を基準に仕様提案を行っています。※窓の数や建物形状にて数値が悪くなる事もございます。

断熱等級、UA値を良くすることは、居住者の快適性向上やエネルギー消費削減、さらには建物の資産価値維持にも寄与します。新築やリフォームを検討される際には、これらの基準を踏まえた住まいづくりをご検討されることをお勧めします。

『雲を測る男』 作家:ヤン・ファーブル
石川県金沢市の21世紀美術館に展示作品

雲を定規で測る事は難しいかもしれませんが、住宅の断熱性能値や消費エネルギーを数値化する事ができる時代になりました。質の高い住宅だと消費エネルギー(光熱費)が抑えられますのでランニングコストの削減につながります。そんな住まいで暮らしていただける提案をしています。

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