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カビクライシス対策【スタッフ柴田】
iMAGiNE HOME(イマジンホーム)の柴田です。
先日、お笑い芸人さんの冠番組で『カビクライシス』と言う言葉を初めて耳にしました。高気密・高断熱住宅が増え、カビが発生しやすい住環境が生まれるとの事です。
これにより、住人の健康や建物の耐久性に悪影響を及ぼすケースが増している。
また、今月から施行されている建築基準法の改正で断熱基準が引き上げられるので注意が必要ですみたいな…
なので基準法改正後はいろんな家でカビクライシスが起こる可能性あると警笛を鳴らす内容でした。
確かにただ単に断熱性能だけを上げれば、弊害はあると思います。そのためには対策が必要です。
1. 予防策(カビを発生させない)
• 湿度管理
湿度を50~60%以下に保つ(一年中通して)
• 換気
24時間換気システムの導入(正しい換気方法)
• 結露対策
結露を起こさない(室内温度差をなくす)
窓の結露はこまめに拭き取る
• カビの栄養源を減らす
ほこりや汚れをこまめに掃除
• 空気を淀ませない:
クローゼットや押入れと扉を空けておく
家具の配置方法を考慮
2. 除去(発生したカビを除去する)
• カビ取り剤を使用
o 黒カビ → 塩素系漂白剤(カビキラーなど)
o 白カビ → 消毒用アルコール(70%以上)
o 壁紙・木材 → 重曹+アルコール
o 布製品 → 酸素系漂白剤 or 天日干し
《掃除のコツ》
• カビを擦ると胞子が飛ぶので、拭き取るorスプレー後に放置
• 換気をしながら作業(マスク&手袋着用)
• 頑固なカビは業者に依頼
3. 再発防止(カビを生やさない環境作り)
• カビが生えやすい場所を定期的にチェック(風呂場、エアコン、クローゼット)
• カビ防止剤を定期的に使用(防カビ燻煙剤、防カビスプレー)
• 家具の配置を工夫(壁から5cm以上離して風通しを確保)